こんにちは。
早速ですが今回の記事の内容は「話し方と聞き方」の話し方編です!
スッと子どもの耳に入る話し方

子供に何かお願いをしたり指示するときありますよね。
期待通りに動いてくれればいいですが、そういうわけにもいかず、「さっき言ったじゃない!」と叱ってしまうことも少なくないのではないでしょうか。
必ず言うことを聞く魔法の言葉はありませんが、話すときに意識すべき点を共有しておくので参考にしてみてください。
1.作業を止めて話をする。
「お着替えしておいてね」などお願いするとき、子どもは何をしていますか?
遊んだりテレビを見たりしていませんか?
子どもの集中力はすごいです。
聞いているようで聞いていなかったり、遊びが一段落するまで着替えなかったり、そもそも遊んでいるうちに忘れたりします。
だからお願いをする時は一回遊びなどの作業を止めて、お互い向かい合った状態で指示してあげてください。
そうすると忘れにくくなります。
2.具体的に話す
大人になればある程度抽象的に話をしても、理解し具体的な行動に移すことができます。
しかし子どもは経験も少ないので具体的に示さないと期待通りには動いてくれません。
例えば喧嘩したとき、「○○君と仲良くね」と言っても子どもはどうやって仲良くするかはわかりません。
その子自身が「相手が嫌がるちょっかいを出すこと」が仲良くする方法と思っているかもしれません。
指示は具体的にしてあげましょう。
例えば「一緒に積み木してみようか」など具体的な行動を示すとよいです。
また、忙しい場合は「一緒にレゴで遊んでみたら?」のようにすぐ親が具体的に言ってあげるだけでいいと思いますが、余裕があれば「どうすれば仲良くなれる?」という問いから始めてみるといいでしょう。
その際、親も聞く力(次回のブログで紹介します)を発揮して話を聞いてあげれば、子どもとの信頼関係も深まるでしょう。
3.矛盾しない
一番やってしまいがちなのがこの矛盾しないです。
矛盾には二種類あります。
一つ目は言葉の矛盾。
例えば出かける前「用意できるまで遊んどいて」と指示したとしましょう。
子どもはもちろん遊ぶのですが、置いてあったクレヨンを使ってお絵かきをしたので、服や手を汚してしまいました。
それを発見して、「またこんなに汚して!何してるの!」というように怒ってしまっていませんか?
子どもは「遊んどいて」という指示を守っているのに怒られたと認識します。
そうなると親の発言を信じられなくなります。
こんなにわかりやすい例はないと思いますが、言葉の矛盾は起こりがちです。
意識してみてください。
二つ目は表情の矛盾です。
「ママ、見て」と絵を持ってきたとしましょう。
それを「よく観察して描けているね」などと褒めるとき、表情は大丈夫ですか?
真顔で褒めていませんか?
ジュースをこぼした時、「大丈夫よ」といいながら顔ひきつってませんか?
子どもはよく表情を見ています。
言葉と矛盾した表情をしていると、とても不安になります。
予想外のことが起きた時は表情を作るのは難しいかもしれませんが、少しでも意識するようにしましょう。
終わりに
それぞれの子に応じた対応というのはあると思いますが、コミュニケーションで悩んでいる方は是非、今回紹介した話し方を試してみてください。
コメント